筆を持ち、歌をよむ大伴家持像=鹿児島県薩摩川内市の「万葉の散歩道」
筆を持ち、歌をよむ大伴家持像=鹿児島県薩摩川内市の「万葉の散歩道」

 今に残る日本最古の歌集「万葉集(まんようしゅう)」をまとめたとされるのが、奈良時代の代表的な歌人、大伴家持(おおとものやかもち)。本職(ほんしょく)は位の高い役人で、全国各地の任地(にんち)へおもむいた転勤(てんきん)族でした。