中学時代に文集に書いた「人生プラン」が、まさか現実になるなんて--。
s-houseさん(@bokunoietukuli)がThreadsに投稿した卒業文集の一枚が話題を集めています。15歳の自分が将来を見据えて書いた「未来予想図」。そこには、驚くほど現実と重なる内容が綴られていました。
この文集を読み返したのは、第二子の誕生をきっかけに昔の記録を見直した時のこと。s-houseさんが中学時代に書いた「人生プラン」には、こう記されていました。
20歳:工業系の職業に就く
24歳:結婚
28歳:幸せな家庭を築く
60歳:元気なおじいちゃんになる!
実際にs-houseさんは、24歳で結婚、27歳でマイホームを購入、そして28歳で第二子が誕生。自身も「書いたことすらうろ覚えなのに、人生がほぼ書いた通りに進んでいて怖かった(笑)」と驚きを語ります。中学生当時は、周りの大人を参考に「早く書き終えたかった」という気持ちで適当に書いたものでしたが、図らずも「目標達成」となりました。
当時「工業系の職業」と書いた背景には、「製造業で海外赴任が多かった父や叔父に憧れたのと、当時から建築が好きだったので」という理由があったそうです。「なんとなく大学の進路までは理系に進みました」と話しつつ、現在ではマイホームづくりに熱中しているといいます。
プラン通りにライフステージを進めてきた一方で、予想外の出来事も訪れます。生まれたばかりの次男が、ダウン症だとわかったのです。
その時、妻が口にしたのは「『コレだから人生って面白いわ!』的な事」だったと、s-houseさんは過去の投稿で明かしています。彼はその言葉を聞き、「思考が少年ジャンプの主人公か!?ってなったけど、この人との息子で良かったと思い心が救われた」と綴っていました。
中学時代に描いた計画が現実になっただけでなく、想定外の出来事の中でこそ気づいた人生の豊かさ。それもまた、s-houseさんにとって大切な「目標達成」だったのかもしれません。
もし当時の自分に声をかけるとしたら?--そう尋ねると、s-houseさんはこう答えました。
「人生山あり谷ありだったけど、結局、思い描いた通りになったよー」