国立市の地図の中に描かれた、小さな日本列島が話題だ。
これはランニングをしながら地図上に道筋でアートを描く「ランニングアート」。東京都国立市の地図上に小さな日本列島を描いた投稿がSNSで話題を呼び、14万いいねを獲得した。投稿には距離や時間も記載されているが、22kmの道程を走破し、約2時間で"日本一周"に成功したとのこと。
投稿主でトライアスロンやマラソンも行う四方さん(@yomo_tri)に話を聞いた。
--ランニングアートの方法は?
四方:ルートは、ランニングやフィットネスの活動を記録・共有できるSravaというアプリを使って引きました。そのデータをGARMINというメーカのForerunner955という、GPSに対応しているランナー専用の腕時計に転送し、その画面を見ながら走りました。
--当日、何か特別な準備や心構えはありましたか?
四方:ルートを決める以外はいつも通りのジョギングで、当日は特別な準備もなく始めました。住んでいる街ですが通ったことのない道を通ることも多く、こんなところに小川や公園、カフェなどがあったのかと発見が多かったです。ゴールした時は、予定通り綺麗に日本地図が描けてうれしかったです。
--ルートを描くコツについて。
四方:描きたいエリアの地図をスクショして、下書きしていきます。格子状になっているなど、細かく道路がある地域の方が描きやすいです。ドット絵や、一筆書きの応用のイメージですね。下書きができたら、ルートが重複しないように書き順を決めます。印刷やスクショでもいいのでデータが保存できたら、当日その通りに走るだけです。
ただ、今回はすでに日本地図をモチーフに走った人がいたので、その地図を参考に、自分なりに形を変えて走りました。半島や島をどう作るかが難しかったです。
◇ ◇
SNSでは「沖縄まである!」「能登半島の七尾湾も再現されてて天才」「2時間で日本一周できたのか」「地図もすごいけど、22kmを2時間で走るのも凄い」などの反響が集まった。
お決まりのコース以外も走ることができ、新しい発見に満ちたランニングアート。ジョギングが続かない人にもオススメだ。
(まいどなニュース特約・米田 ゆきほ)

























