任期満了に伴う川崎市長選は26日投開票の結果、無所属現職福田紀彦氏(53)が、無所属の元市議山田瑛理氏(42)や無所属の政治団体役員野末明美氏(60)=共産推薦=ら新人5人を破り、4選を確実にした。自民、公明両党の地元組織と立憲民主党の市議らの支援を得て、終始リードを保った。
福田氏は元神奈川県議。選挙戦では、脱炭素社会に向けた再生可能エネルギーの普及推進といった3期12年の実績をアピール。市政継続の必要性を強調し、各年代から幅広く支持を集めた。
山田氏は自民市連へ離党届を提出。退路を断って市長選に臨んだものの、届かなかった。学校給食の無償化を掲げた野末氏も及ばなかった。

























