女性が男性とデートをすることで、その男性から支援してもらう「パパ活」は、専用のアプリでお相手を探す人が増加しています。しかしアプリだけで支援額が多い“太パパ”と出会うのは至難の業。カジュアルに出会えるツールは金額も軽めで、食事のみで5000円~が相場と言われています。
一方、多額の支援をしてくれる男性に頼って生活をする“パパ活専業”女子は「交際クラブ」に登録しているようです。ここには水商売の女性も多数在籍し、夜職×パパ活の二刀流で稼ぐ貪欲な人も珍しくありません。
■交際クラブは会員制!登録したら何ができるの?
そもそも交際クラブとはどんなところなのか、簡単に説明するとコンシェルジュ(=店の人)が男性会員と女性会員を引き合わせる“出会いの場”です。別名デートクラブとも呼ばれ、コンシェルジュはアテンドするまでが仕事。その後のことは、マッチングした2人で決めます。
全てのクラブが会員制で、男性は会費が必要です。マッチングアプリのように数千円で利用できることはなく、何もかもが万単位の金額が必要だとか。つまり、そこそこ収入が高くないと登録というスタートラインにも立てません。
女性会員も富裕層にふさわしいレベルでないといけませんから、芸能人の卵、グラドル、セクシー女優、水商売キャスト、有名大学在学中の女子大生、モデル、インフルエンサーなどがメインです。一般女性も登録は可能ですが、見た目が良くないと選ばれないので、必然的に肩書を持つ人か、素晴らしいルックスを持つ人が多く在籍しています。
昔はきちんとデートクラブとしての役割を果たしていたそうですが、富裕層の集まりとなると横行するのがパパ活。恋愛目的で登録する人などほぼおらず、大多数が“定期パパ”を探すための場として登録しているようです。
ここでは、食事だけのデートの相場が1万~3万円となっていることが多く、女性によって設定金額に大きな差があります。有名人だとデートだけでも10万、20万円は平気でかかる場合もあり、男性にとっては“お金さえ出せばイイ思いをできる場所”といっても過言ではないかも……。
そんな交際クラブを活用している女性のひとりが、インフルエンサーとして活躍中のC子さん。彼女は、Instagramフォロワー10万超の美女。取引金額は食事のみで5万円で、1カ月にオファーが3本入ればご飯に行くだけで15万円が手に入ってしまいます(以下『』内、C子さん談)。
『実は水商売もゆるっと出勤しているので、交際クラブで見つけた人を店に呼ぶことも(笑)交際だけで生活する子も知ってますよ。某有名グラドルで、一晩50万とかでしたね』
■交際クラブでの“出会い”のウラに潜む危険性
会員登録後は専用サイトにアクセスでき、在籍女性の写真が載るページを閲覧しながらデート相手を決められます。
「会員制」と聞けば、内々で小さく活動できるように思えますよね。外部にヒミツが漏れないところにメリットを感じた芸能人の卵などが手を出しやすいバイトだったのですが、最近は情報漏洩がずいぶんと問題になっているとか。
「交際クラブに登録してこっそりパパ活をしていたんですが、会員が専用ページを夜のお店で見せびらかしていたらしくて」
こう語るのは元・芸能人、現・水商売キャストのAさん。芸能時代はオファーが安定せず、表立ってバイトもできなかったため、収入源はパパ活でした。2つの交際クラブに登録していたところ、会員男性がキャバクラで専用ページを女の子に見せまくったようです。偶然にもそのお店のキャストにAさんの友達がいたため、速攻で「やばいよ」とLINEがきてしまいました(以下『』内、Aさん談)。
『お金さえあれば登録できる世界なので、マナーが守れない人も山ほどいます。会員専用ページはスクショ可能ですから、非会員の人に送って“こんな子がいるよ”と話のネタにしたり、SNSの暴露アカウントに情報をリークする男性も結構多くて、被害に遭ったコを見てきました。私はもう芸能はやめましたが、交際クラブ時代のスクショを持っている人がいたらと思うと、怖いんです』
またアテンド成立後に約束の場所へ向かうと「1対1のデートではなく、非会員男性を交えた謎のパーティーが開かれていた」という話も彼女は口にしました。該当男性はクラブから除名されたものの、このようなトラブルに遭遇する可能性があり、会員制=安心とは限りません。
正直なところ、金額が高いだけでリスクはアプリとそう変わらないのでしょう。大金をゲットできるチャンスと引き換えに、交際クラブはデメリットも非常に多いのです。
以前ほど閉ざされた場ではなくなったからこそ、何かしらの形で人生に悪影響を及ぼすかもしれません。筆者はパパ活をすること自体を良い・悪いとジャッジする気はないのですが、デジタルタトゥーや身の危険を考えると、よく考えてから登録すべきだと思いますね。目先のお金だけ追う代償は、想像以上に大きなものですから……。
◆たかなし亜妖(たかなし・あや)
元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。
























