試合では阿波おどりのポーズを披露することも/佐野蒼嵐さん提供
試合では阿波おどりのポーズを披露することも/佐野蒼嵐さん提供

「阿波おどり専用」のエナジードリンクがある-。そんな驚きの情報がXに寄せられ、徳島発の飲料「アワライズ」が注目を集めています。「アワライズ」は、徳島特産の柑橘(すだち・ゆこう)を使用し、祭りの熱狂を支えるために開発された炭酸飲料。このドリンクを「大好き」と紹介する徳島出身のプロレスラー・佐野蒼嵐(@osaka_aran)さん(大阪プロレス)は、試合前に欠かさず飲むほど愛飲しているといいます。

アワライズは現在「お祭りエナジー・アワライズ(ゆず)」と「お祭りエナジーアワライズすだち」の2種類が展開されており、阿波おどりしている人のイラストが描かれたパッケージが印象的なエナジードリンク(250ml)です。徳島県内では自動販売機のほか、サービスエリアなど複数店舗で販売されており、地元の人なら一度は目にしたことのある飲みものだそう。

そんなアワライズを佐野さんが初めて知ったのは、中学生の頃だったと振り返ります。

「中学生のとき、家族で阿波おどりを見に行っていたんです。暑かったですし喉が渇いていたので、たまたま父親が飲んでいた飲み物をひと口もらったんです。それがアワライズでした。飲んだ瞬間に、『こんな美味しい飲み物がこの世にはあったのか』という衝撃が走りましたね。それからドハマりしてその時は毎日飲んでいました」

Xでは「阿波おどり専用」という尖ったコンセプトに注目が集まりましたが、佐野さんによると「お祭りに行くと飲んでいる人がたくさんいた」と、徳島県民にとっては自然な存在であったことを明かします。佐野さんの周囲でも愛飲者が多く、遊ぶ際に差し入れとして持ち寄ることも珍しくなかったのだとか。

気になる風味については、「甘すぎずスッキリした味わいなので、気分も爽快になって元気が出ます」とのこと。現在アワライズは「ゆず」「すだち」の2種類を展開しており、佐野さんが特にお気に入りなのが徳島の特産品であるすだちを使ったフレーバーだそう。

「すだち味のエナジードリンクはアワライズ以外にないと思います!」

普段は大阪プロレスに所属するプロレスラーである佐野さんは、試合前にも欠かさずアワライズを飲んでいるといいます。時には、試合中にリング上で阿波おどりを披露することもあるのだとか。

「ゲン担ぎ的な物ですかね。気合いが入りますし、地元・徳島のエネルギーをもらえます。アワライズを飲むことはデビュー当時から試合前のルーティーンになっています」

「いま所属している大阪プロレスのチャンピオンになることが目標です。徳島のみなさんにはプロレスのおもしろさを知ってもらい、また県外のみなさんにはプロレスのおもしろさと共に愛する地元・徳島県の良さも広めていきたいです」

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今回投稿された阿波おどり専用ドリンクの販売を行っている株式会社サンマックの担当者に、「アワライズ」という商品について改めて詳しく教えてもらいました。

--「アワライズ」を阿波おどり専用としたのはなぜでしょうか?

阿波おどりは、長時間の運動と連帯感・高揚感が求められます。そこで、踊り手が「最後まで笑顔で踊れるドリンク」をコンセプトに設計しました。「阿波おどり」と真摯に向き合った結果、“専用”になってしまいました。

--「アワライズ」の主な成分と、飲むことで期待できる効果を教えてください。

徳島特産の柑橘類「柚香(ゆこう)」と「酢橘(すだち)」を使用した、さっぱりとした炭酸系エナジードリンクで、シンプルに言うと「一口で気持ちが切り替わる」飲料です。L-アルギニン/ビタミンB6/ビタミンB12/カフェインを配合しています。爽快感によるリフレッシュ・後味の軽さで飲みやすく、踊っていても負担が少ない設計です。

--「アワライズ」はどのように開発・製品化されたのでしょうか?

阿波おどりを支える地元の食文化・柑橘文化に注目し「地元だからこそできるドリンク」を作りたいと考えたのが出発点です。各方面の関係者の声を集めながら「阿波踊りの新しい楽しみ方をつくる」として製品化しました。

--「アワライズ」は月間で何本ほど飲まれていますか?

正確な数値は時期によって変動しますが、ピーク時には月間2万5000~3万本程度で推移します。

--「アワライズ」にまつわる阿波おどりシーズンならではのエピソードを教えてください。

踊り手さんから「このドリンクを飲んだら、足が勝手にステップ踏み始めて困った」という感想を頂きました。踊りの現場で飲んだ方が「もう一踊りいこうか」と言ってくださる瞬間が、開発冥利につきます。