桜並木で撮影したランドセル姿の後ろ姿/iroさん(@iii_ro___)提供
桜並木で撮影したランドセル姿の後ろ姿/iroさん(@iii_ro___)提供

「くすみカラーのランドセル、高学年になったら後悔するよ」--入学前にそんな声をかけられながらも、娘自身が選んだのはベージュブラウン系の落ち着いた色「カフェトープ」。4年経った小学4年生の今も「このランドセルがいい」とお気に入りだという親子のエピソードがThreadsに投稿されると、賛否さまざまな意見が寄せられ注目を集めました。

投稿主は二人の小学生のお子さんを持つ、iroさん(@iii_ro___)。「入学から4年が経った今も気に入って背負っている」という文言ともに投稿されたのは、小学4年生になった娘さんが桜並木の道をランドセル姿で歩く後ろ姿の写真でした。

ランドセル選びは、さまざまなブランドのカタログを請求するところから始まりました。グリローズのほか、土屋鞄や池田屋など複数メーカーを比較する中で、娘さんが特に気に入ったのがグリローズの「カフェトープ」。ベージュがかった落ち着いた、カフェラテのようなブラウン系の色で、いわゆる「くすみカラー」と呼ばれるニュアンスのある色合いです。パープルとも迷いましたが、実際に店頭で両方を背負い比べた娘さんは、「クッキーみたいでかわいい! お姉さんぽいカラーにする!」と言ったそう。親としては「6年間背負うものだから、娘がいちばん気に入ったものを後悔なく選んでほしい」と伝えていたそうで、最後は娘さん本人の意思を尊重しました。

しかし、投稿にはさまざまな声が寄せられました。中には「子どもが自分からこんな地味な色を選ぶわけがない」「親の好みを押し付けているのでは」といった否定的なコメントもあったといいます。iroさんはこうした声を冷静に受け止めていたそう。

「娘自身は4年間背負っていますが、まったく後悔はありません。ずっと気に入っているので、そういうふうに捉える方もいるのだな、と思っただけでした」

入学当時は水色やパープルなどはっきりした色を好んでいた娘さんですが、成長とともに好みも変わり、今はピンクやベージュ、ホワイトなど淡い色を好きになったといいます。洋服ではピンクを選ぶことが多い一方で、ランドセルのカフェトープは「落ち着いた色が増えた今の好みにもしっくりくる」とのこと。

「娘は今もピンクが好きで、洋服ではピンクを選ぶことが多いです。それでも、『このカフェトープにしてよかった』と、私も娘も思っています。落ち着いたカラーですが、内側は華やかな花柄で、そこも気に入っています」

入学前に寄せられた否定的な声を受けて、多少の不安がなかったわけではないといいます。しかし、4年経った今、娘さん自身が変わらず愛着を持って使い続けている姿を見て、その不安は完全になくなったと話します。ランドセル選びを振り返り、iroさんはこう語ります。

「一生に一度のランドセルなので、親子ともに後悔のないよう、楽しく選べたらそれがなによりです。やはり後悔している人は少なからずいるので、高学年になった姿をある程度想像しながら選ぶことも大切かな、と思います」