若手社員が理想とする年収と現実の年収では、どのくらいの開きがあるのでしょうか。株式会社マイナビ(東京都千代田区)が実施した「【20代正社員に聞いた】仕事・私生活の意識調査2026年(2025年実績)」によると、理想年収は「645.0万円」で、現実と「244.7万円」の差があることがわかりました。
調査は、全国の20~29歳の正社員585人を対象として、2025年11月にインターネットで実施されました。
まず、「現在の年収分布」を調べたところ、「300万円台」(31.1%)と「400万円台」(22.7%)で過半数を占め、平均年収は「400.3万円」となりました。
一方、「理想の年収」については、「700万円以上」(24.0%)と「500万円台」(23.8%)が上位となり、平均は「645.0万円」で、理想と現実の差は「244.7万円」でした。
また、「現在の給与に満足している」と答えた人は29.6%、「満足していない」とした人は43.1%となり、「満足していない」割合が高い結果となりました。
なお、「投資をしている」(41.0%)人のうち、「現在の給与に満足している」人は53.0%、「満足していない」人でも35.3%にのぼり、将来の金銭的不安への備えや資産形成による選択肢拡大などの背景が推察されました。
次に、現在役職についていない人に対して、「今後の出世に対する意向」を聞いたところ、「出世は望まない」が52.3%で、「出世したい」の47.7%を上回りました。
「出世したい理由」としては、「働くならキャリアを積んでいきたい」「部長クラスにならないと理想年収になることができない」といった意見が見られた一方、「出世を望まない理由」では、「出世しても面倒が増えるだけ」「給料は増えないのに責任ばかり増える」「ワークライフバランスが崩れそう」といった意見が目立ちました。
また、「出世したい」と回答した人に「どの役職まで昇進したいですか」と尋ねたところ、「係長・主任・職長クラス」(51.8%)が最も多くなりました。
最後に、「働く目的」について聞いたところ、「お金のため」(75.5%)と「趣味のため」(61.1%)に回答が集まりました。
また、「生活の比重」について、現在と理想の状況をそれぞれ聞くと、現在の状況では、「私生活の充実を重視した生活になっている」(52.5%)、「仕事・私生活どちらの充実も等しく重視した生活になっている」(27.6%)、「仕事の充実を重視した生活になっている」(19.9%)が上位となりました。
一方、理想の状況については、「私生活の充実を重視した生活になっていたい」(49.1%)が最多となったものの、「仕事・私生活どちらの充実も等しく重視した生活になっていたい」(41.3%)が現在の状況(27.6%)を13.7pt上回る結果となりました。






















