卵子凍結保管サービス『Grace Bank(グレイスバンク)』を運営する株式会社グレイスグループ(東京都渋谷区)は、このほど「娘の妊娠や卵子凍結」に関する調査を実施、その結果を発表しました。それによると、約7割が卵子凍結に「賛成」と回答したことが分かりました。娘の卵子凍結を応援したい理由には、どのようなことがあるのでしょうか。
調査は、現在0~39歳の娘を持つ母親300人を対象として、2026年4月にインターネットで実施されました。
「卵子凍結」とは、将来の体外受精を見据えて未受精卵を凍結する技術で、女性の妊孕力(にんようりょく・妊娠する力)を維持する有用な手段です。
そこで、「将来、娘が卵子凍結を希望した際の考え」を聞いたところ、「賛成」は69.4%にのぼり、「反対」は8.3%にとどまりました。
「娘の卵子凍結に賛成する理由」としては、「将来の選択肢が広がるから」(56.7%)が最も多く、「不妊リスクを減らせる」(45.3%)、「晩婚化の時代だから」(33.7%)といった回答が挙げられ、自由回答では以下のようなコメントが寄せられました。
▽働き方やライフスタイルが多様化している世の中で、あのときこうしておけば…という後悔を少しでも減らせることは、やっておいて損ではないと思う(母37歳/娘7歳)
▽自分も不妊で苦労したので、なるべく若いうちに卵子凍結をして不妊のリスクを減らせるのはすごく魅力的だと思う(母36歳/娘10歳)
▽これからますます晩婚化の時代になっていくと思うので、子どもを欲しいと思ったときにできるだけ選択肢を残せるのはいいことだと思う(母42歳/娘13歳)
▽卵子凍結は、娘の将来の選択肢を広げてあげられる手段だと感じます。結婚や出産のタイミングに縛られず、自分の人生や仕事を大切にできるのは大きな安心だと思います(母27歳/娘1歳)
一方、「卵子凍結に反対」とした人の理由としては、「漠然と不安がある・怖い」(13.7%)、「費用がかかる・高いから」(9.3%)、「自然な妊娠が望ましいと思う」(9.0%)という意見が挙げられています。
また、娘の卵子凍結に「賛成」とした母親の約4割が「費用についても応援したい」(38.2%)と回答しています。
最後に、「今後、卵子凍結は女性の選択肢として一般的になると思いますか」と尋ねたところ、「一般的になると思う」は39.0%、「一般化は難しい」は19.0%、「どちらともいえない・わからない」は42.0%という結果になり、以下のようなコメントが寄せられました。
▽卵子凍結というキーワードを耳にすることも、珍しくなくなってきた。技術の進歩や行政のサービスも、拡充するかもしれない。いずれは選択肢に入れる人も、増えてくると考えている(母37歳/娘7歳)
▽女性の社会進出が進んでいるので、卵子凍結の選択をする方は増えると思います。どんなリスクがあるのか、どのくらいの確率で妊娠できるのかなどのデータも開示されるといいなと思います(母34歳/娘7歳)
▽現在はまだ高額ですが、助成金などの支援が広がりつつありますし、何より女性の生き方が多様化しています。キャリアを諦めずに子どもを持つための医学的なサポートとして、就職活動や結婚準備と同じように、ライフプランニングにおける準備項目の一つとして当たり前になっていくのではないでしょうか(母45歳/娘16歳)
▽費用が高いのと、身体の負担が大きいから一般的にはならないと思う(母35歳/娘5歳)
▽今も「自然に妊娠して、自然に出産するのが神秘的で一番」という人もいるので、難しいと思う(母37歳/娘7歳)























