婚活男子を救うのは「顔」じゃなく「会話力」 ※画像はイメージです(M/stock.adobe.com)
婚活男子を救うのは「顔」じゃなく「会話力」 ※画像はイメージです(M/stock.adobe.com)

「マッチングアプリで出会いは増えたはずなのに、なかなか付き合うまでいかない」…そんな悩みを抱えている男性も多いのではないでしょうか。株式会社ナレソメ(東京都港区)が運営する『ナレソメ総研』が実施した「交際に至るまでの期間」に関する実態調査では、アプリ婚活のリアルな「タイムパフォーマンス(タイパ)」や、スムーズに彼女ができる人と難航する人の違いがデータで浮き彫りになっています。

調査は、20歳以上の男性144人を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。

まず、マッチングアプリの利用期間ごとに「交際人数」を見ると、「3カ月未満」(38.9%)、「3~6カ月未満」(50.0%)、「6カ月~1年未満」(64.3%)など、利用期間が短い段階では、いずれも「交際まで至っていない(0人)」ことが分かりました。

一方、アプリで知り合った女性「1人と交際に至るまでの期間」を、発生確率の重みをつけて平均した「期待値」で算出すると、「14.3カ月」、つまり本調査では、マッチングアプリで恋人が1人できるまでに、平均的には「約1年2カ月」かかるという結果になりました。

なお、利用期間が1年以上になると「交際人数0人」の割合は下がっています。ただし、調査では「活動を続けたことで交際に至った人が増えた」のか、「交際できなかった人が途中で利用をやめたため、1年以上利用している人の中では0人の割合が低くなった」のかまでは判断できないとしています。

次に、会話スキルに関する自己評価を10段階で分け、「高(7~10)」と「低・中(1~6)」の男性の「交際までの平均期間とデート人数」を比べると、会話スキル「高」の層は、交際までの平均期間が「7.6カ月」、デート人数が「9.5人」だったのに対し、「低・中」の層では、交際までの平均期間が「19.6カ月」、デート人数が「14.1人」となり、交際までの期間には、なんと1年の差が生じていることが分かりました。

ここで注目したいのは、会話スキルに自信がない層の方がデートした人数自体は多い(14.1人)という点です。

「マッチングしない・会えない」のではなく、「初回デートまでは行けるものの、会話が弾まず2回目のデートや交際につながらないまま、次々と別の人と出会い直している」というループに陥っている可能性がうかがえます。

なお、本調査では、マッチングアプリだけでなく、結婚相談所についてのデータも紹介されています。

IBJ「成婚白書(2025年度版)」によると、結婚相談所を利用して成婚(婚約)退会した人の在籍日数の中央値は「276日(約9カ月)」、交際日数の中央値は「125日(約4カ月)」と、マッチングアプリで恋人が1人できるまでの期間(14.3カ月)よりも短くなっています。

ただし、両者は「恋人」と「婚約」というゴールが異なるほか、調査対象や集計方法も異なるため、数字をそのまま優劣として比較することには注意が必要です。

婚活で大切なのは、「何となく始める」のではなく、自分は何歳までに結婚したいのか、恋人探しなのか結婚相手探しなのかを考えたうえで、自分に合った婚活方法を選ぶことなのかもしれません。

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【出典】
▽ナレソメ総研/半年使っても約6割が恋人0!? マッチングアプリ利用男性のリアルな「タイパ」