抱っこ紐で出かける親子 ※画像はイメージです(monzenmachi/stock.adobe.com)
抱っこ紐で出かける親子 ※画像はイメージです(monzenmachi/stock.adobe.com)

11キロのお子さんを抱っこして6.5キロのリュックを背負う母親の移動スタイルが、Xで話題になっています。投稿者の「かなだ」(@kanada_desu)さんに、このスタイルにたどり着いた経緯や、抱っこ紐を使う理由について話を聞きました。

かなださんは、2歳のお子さんを育てるアラフォーの母。パート勤務をしながら、フリーランスとしてイラストや漫画を描いています。Xでは定期的に「育児絵日記」と題して、お子さんとの日常を描いたイラストを投稿中です。

そのなかの一つが、ワンオペでの帰省や小旅行での移動スタイルを描いた絵日記。抱っこ紐でお子さんを抱っこしながら、大きなリュックを背負って移動するかなださんの姿が描かれていました。

イラストには、「いつまでこのスタイルで行くかなぁ…」「2歳すぎの子で抱っこ紐使ってるのあまり見ないよね…」というかなださんのつぶやきも添えられています。

なかでも注目を集めたのは、かなださんの「個人的にはそこまでまだ辛さを感じない」という一文でした。

投稿には、「11キロ+荷物で辛さを感じていない…?!?」「少なくとも私は子どもが8キロ?9キロ?くらいで挫折。子どもが普通範囲内の下限だったから1歳すぎまでは抱っこできたけど…」「『まだ辛くない』の一言がいちばん強い」という驚きの声が寄せられています。

また、「ヒップシート(腰に巻いて子どもを座らせる抱っこ用の補助具)のほうが便利」と、おすすめの移動スタイルを提案する人も。そして、「うちの子もベビーカー拒否で2歳ですが抱っこ紐で送り迎えしてます…」「ワンオペ遠出の時は私もこのスタイルです」など、2歳を過ぎても抱っこ紐を活用しているというコメントも見られます。

■お子さんとリュックで合計17.5キロ

かなださんが育児絵日記を始めたのは、妊娠中に作ったまま放置していたXのアカウントがあったから。「産後に息抜きがてら育児絵日記を描き始めました」

以前は移動にショルダーバッグを使っていましたが、片側の肩に大きな負担がかかるためやめたといいます。「両手が空くリュックの便利さに気づいて、今のスタイルになりました」と、経緯を教えてくれました。

リュックが重くなるのは、自身の荷物のせいもあるのだとか。

「子どもの荷物がメインで、絵本やおもちゃなど、電車内でのご機嫌取りグッズがたくさん入っています。…が、iPadやキーボード、Nintendo Switchなど私自身の荷物も多いので、実はそちらが重さの原因かもしれません」

このスタイルで歩くのは、長くても20~30分ほど。「電車移動がメインなので、実はそんなに長時間歩くことはないんです」といいます。

■抱っこ紐、卒業するのはいつ?

お子さんが2歳を過ぎた今も、かなださんは抱っこ紐を使い続けています。魅力は「機動力と小回りのよさ」だそうです。

「子どもはまだずっと手をつないで歩くのが難しく、すぐに手を離して1人でどこまででも行ってしまうので……。ワンオペでの帰省や旅行では、抱っこ紐が便利だと感じています」

自身に限界が来たり、子どもが嫌がるようになったりしたら、現在の移動スタイルを卒業しようと考えているとのこと。

投稿が大きな反響を呼んだことについては、「共感の声も多くいただきうれしかったです」と話します。イラストに書いた「2歳すぎの子で抱っこ紐使ってるのあまり見ないよね…」という疑問には、「下の子を妊娠して仕方なく卒業する方も…とコメントをいただき、なるほど、確かに!となりました」と、納得した様子です。

合計17.5キロのお子さんと荷物を抱えて移動する母親の姿に、共感や尊敬を覚えた人も多いのではないでしょうか。

(まいどなニュース特約・山岡 もと子)