「外食中、隣の子どもに料理を触られた」。妻との食事中に経験した出来事をXに投稿した「みぶ」さん(@after_3pm)。投稿は1953万回以上表示され、話題になっています。みぶさんに当時の詳しい状況や、反響の受け止め方について話を聞きました。
30代のみぶさんが妻と訪れていたのは、スペイン料理店です。みぶさんたちの隣のテーブルには、母親1人と子ども2人が座っていました。
子どもたちは、みぶさんの目には3歳と5歳くらいに見えたそう。母親はスマートフォンを操作し、子どもたちは椅子の上に立ったり、テーブルの周りを歩き回ったりしていました。「嫌な予感はしていました」と、みぶさんは振り返ります。
その後、隣の子どもがみぶさんたちの料理に触ってきました。投稿には、子どもの「これなにー?」という問いに、みぶさんが「エビ」と答えたやり取りが記されています。そのときの子どもの様子を尋ねると、「めっちゃ笑顔でニコニコしてました、こちらは苦笑いです」と話してくれました。
出来事に気付いた店員が「お席移動されますか?」と声をかけ、みぶさんが「お願いします…」と応じると、子どもの母親から出たのは「え、なに?」という一言でした。
■母親に向けて「大人の方にお願いしています」
続く投稿には、店員と母親のやり取りも記されていました。
店員「他のお客様のご迷惑になりますので」
親「子どもなんで…」
店員「はい。なので大人の方にお願いしています」
店員の言葉は、子どもの母親に向けたものでした。みぶさんと妻は、まだ隣のテーブルで席を移る準備をしており、その場でやり取りを聞いていたそうです。
このとき、みぶさんが感じていたのは子どもへの心配でした。「子どもに罪はありませんが、大人が教えてくれないならこの子はいつか誰かに怒られたり嫌われたりして気付くしかないので、大変だなと」
店員が気付いたのは、たまたまでした。店内はそこそこ混んでいたことから、みぶさんは「忙しかったでしょうし運が良かったです」と話します。子どもに触られたエビは「諦めました!食べずに残しました」とのこと。席を移った後は、特に何事もなく、穏やかに食事をして帰ったそうです。
みぶさんは、自分から注意する難しさもつづっていました。「子どもに言えば悪者。親に言えばもめるかも。店員に言うのも当てつけっぽい。だから黙って耐える人が多い」
また、子どもの声が大きいくらいなら我慢でき、泣くのも仕方ないとする一方、他人の料理に手を伸ばすのは、一線を越えている、という考えを示しています。
■親の対応を問う声…店員の伝え方を評価するコメントも
投稿には「さすがに料理に触る前に注意してほしいです」「親ならちゃんと止めてほしいです」など、親の対応を求める声が寄せられています。
店員に対しても「親の責任をこんなにスマートに伝えるなんて素晴らしい!!」「こういう配慮ができる店員になりたい」と、対応を評価するコメントがありました。
また、子どもがいるから外食を控えるべきということではなく、親が周囲に配慮できれば問題ない、という意見もみられます。
反響について、みぶさんは同じような経験をした人から共感が寄せられた一方、少数ながら子連れの親に理解を示す人もいたと説明。「いろんな人がいるなあ」というのが率直な感想だったそうです。
みぶさんは、こんな思いも投稿しています。「周りが笑ってくれたからOKじゃない。その笑顔は優しさでもなければ、かわいいと思ってるわけでもなくて、我慢かもしれない。平和の裏で静かに耐えてる人がいる可能性を、想像できる人でありたい」
(まいどなニュース特約・山岡 もと子)























