ユニークな新パッケージの「ちりめん釘煮」を手にする現金屋の宗安真実社長(右)ら=明石市藤江
ユニークな新パッケージの「ちりめん釘煮」を手にする現金屋の宗安真実社長(右)ら=明石市藤江

 昨年は1日、今年は3日間で終了するなど、近年、不漁が続くイカナゴのシンコ(稚魚)漁。価格も年々高騰し、家庭でくぎ煮を炊く人が減る中、瀬戸内に春を告げるくぎ煮文化をつなごうと、代替としてシラスを使ったくぎ煮を販売する店が明石市内で増えている。(赤松沙和)