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 明石ダコとして知られる明石沖のマダコ。明石市の集計によると、2024年の漁獲量は231トンで前年より微増したものの、133トンだった21年の記録的不漁以降、不漁傾向が続く。市内では官民連携の資源回復の取り組みが進められ、県水産技術センター(二見町南二見)は原因解明に向けた調査に力を入れる。(赤松沙和)

 市が市内5漁協の実績を集計した24年の漁獲量は、23年より24トン増加した。22年以降は少しずつ増えているが、過去20年の平均漁獲量と比べると2、3割程度にとどまっている。