尼崎話題

  • 印刷
在校生が記念のメッセージを付けた風船を飛ばし150周年を祝った=いずれも武庫小学校
拡大
在校生が記念のメッセージを付けた風船を飛ばし150周年を祝った=いずれも武庫小学校
詳細な年表などを掲載した記念誌
拡大
詳細な年表などを掲載した記念誌

 尼崎市の武庫小学校(同市武庫元町2)が20日、創立150周年を迎え児童による記念植樹やメッセージを付けた風船飛ばしで節目を祝った。地域と学校の歴史をまとめた記念誌も発行された。

 同小は1873(明治6)年2月20日、旧武庫村の寺の本堂を仮校舎として開かれた同市内でも最も古い小学校の一つ。150周年を迎えるにあたり、昨秋には校内で記念音楽会を開き在校生が地域の歴史を盛り込んだ音楽劇を披露したほか、新旧の学校関係者や育友会メンバーらでつくる記念事業実行委員会が記念誌「武庫のながれ」(A4判74ページ)を編集・発行し全校児童に配布した。

 記念誌では学校と地域の150年の歩みを詳細な年表と写真、当時の新聞記事などで振り返った。明治、大正、昭和から現在へと尼崎が大きく変化していく姿も捉えた郷土史の資料としても価値ある一冊となっている。

 20日の記念植樹では、6年生らが市木のハナミズキを学校の中庭に植えた。4年生の合唱や隣接する武庫中学校吹奏楽部の演奏も花を添えた。最後に6年生が「返事をください」などのメッセージを書いた色とりどりの風船を空に飛ばし150年の節目を胸に刻んだ。

 6年生の中西瑠愛さんは「記念の時にいれてうれしいです」と話していた。

(尾形宏文)

尼崎話題
尼崎話題の最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 20%

  • 37℃
  • ---℃
  • 40%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ