小磯良平「日本髪の娘」(1935年、油彩・キャンバス、韓国国立中央博物館蔵)
小磯良平「日本髪の娘」(1935年、油彩・キャンバス、韓国国立中央博物館蔵)

 斬新なデザインの着物をまとい桃割れのかつらをつけた礼装の娘が、お太鼓を気づかうような姿勢で椅子に腰かけている。着物は画面に清冽(せいれつ)な印象を生み出し、娘の内面のセンスの証ともなっている。