地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA=静岡市)の鈴木与平会長は神戸新聞社のインタビューに応じ、同社の松本-神戸線とスカイマーク(SKY)の神戸-那覇線について、神戸空港で旅客が手荷物とともに乗り継げるサービスの実現に向け、話し合いを両社で始めたことを明らかにした。
FDAの親会社、鈴与は昨年、グループでSKY株の約13%を握る筆頭株主になった。鈴与の会長も務める鈴木氏は、両路線をモデルに他路線にも拡大したい考えで、「神戸はコンパクトで、乗り継ぎが便利な空港として可能性がある」とし、神戸空港の「ハブ(拠点)化」に意欲を示した。