「NEC神戸データセンター」3期棟の外観イメージ(NEC提供)
「NEC神戸データセンター」3期棟の外観イメージ(NEC提供)

 NEC(東京)は、神戸市内にある「神戸データセンター(DC)」内に、消費電力をすべて再生可能エネルギーでまかなう3期棟を開設した。生成人工知能(AI)などの次世代技術に対応する一方、それによって増大する電力消費を省エネ技術で抑制し、再エネを活用することで温室効果ガス排出削減につなげる。

 3期棟は、神戸DC内で最大の規模となる地上7階建て、延べ床面積1万7千平方メートル。サーバーなどを置くラック(棚)数は1700に上る。新棟への投資額は約200億円。