兵庫県内に本店を置く11信用金庫と3信用組合(職域などを除く)の2024年3月期決算は、8割に当たる11信金・信組が最終増益となり、前期の7信金・信組を上回った。長期金利が上昇し、本業の融資による収益や利息収入が好転した。一方、債券価格の下落に伴う売却損で減益となった信金もあった。25年3月期は、日銀の政策金利引き上げの影響が注目される。(高見雄樹)
兵庫県内に本店を置く11信用金庫と3信用組合(職域などを除く)の2024年3月期決算は、8割に当たる11信金・信組が最終増益となり、前期の7信金・信組を上回った。長期金利が上昇し、本業の融資による収益や利息収入が好転した。一方、債券価格の下落に伴う売却損で減益となった信金もあった。25年3月期は、日銀の政策金利引き上げの影響が注目される。(高見雄樹)