兵庫県立農林水産技術総合センターで試験栽培される主食用米のオリジナル品種=昨年8月、加西市別府町(兵庫県提供)
兵庫県立農林水産技術総合センターで試験栽培される主食用米のオリジナル品種=昨年8月、加西市別府町(兵庫県提供)

 兵庫県や県内JAなどは2025年、開発を進めてきた高温に強く食味評価の高い主食用米品種の一般栽培、販売に着手する。コシヒカリなど県内主要3品種のうち、最も高温の影響を受けるキヌヒカリの代替種。徐々に生産面積を増やし、28年には県内全てのキヌヒカリからの転換を目指す。県などは、PR用のタブロイド判冊子や特設サイトも整え、ブランド化や流通拡大を図る。(三宅晃貴)