神戸空港は16日、2006年の開港から丸19年を迎えた。24年は発着枠上限の1日80便運航が実現し、旅客数が初めて350万人を突破した。今年4月18日には国際チャーター便が就航し、韓国、中国、台湾の3カ国・地域に航空会社4社が、計5路線で週40往復を運航する。国内線専用の地方空港が一転して、国内有数の国際空港に生まれ変わる。「第2の開港」といえる25年は同空港にとって大事な一年になる。
4月18日の開業に向け、神戸市が現在の神戸空港ターミナルビルの西側で整備を進める国際線用の第2ターミナルビル(T2)。2月15日に現地を訪れると、2階建て建屋北側の大きなガラス窓から、ロビーや旅客カウンターなどが見えた。