ヨドコウ迎賓館100周年を記念してつくられたチョコレート
ヨドコウ迎賓館100周年を記念してつくられたチョコレート

 国重要文化財のヨドコウ迎賓館(旧山邑(やまむら)家住宅)=兵庫県芦屋市山手町=の完成100周年を記念して、芦屋観光協会が、オリジナルチョコレートの販売を始めた。建物の意匠をモチーフにしており、市内のチョコレート店が制作を担った。

 米国出身の建築家フランク・ロイド・ライト(1867~1959年)の設計で、24年に灘五郷の酒造家の別邸として建てられた。自然との融和を目指しており、幾何学的な彫刻の大谷石や飾り銅板などの意匠も特徴。ライトは近代建築「三大巨匠」の1人とされ、米国内では8作品が世界文化遺産に登録されている。