作品展の目玉のビーズで作られたクジャク=芦屋市伊勢町
作品展の目玉のビーズで作られたクジャク=芦屋市伊勢町

 アフリカで発展したビーズを使ったワイヤアートを手がけるユニット「ZUVALANGA(ズワランガ)」による作品展が、兵庫県芦屋市谷崎潤一郎記念館(伊勢町)で開かれている。野生生物などをかたどった繊細なビーズアート作品約80点が並んでいる。8月2日まで。(潮海陽香)

 ズワランガは、北窓恵利香さんと夫の綾平さんによるアートユニット。アフリカでは、ワイヤアートとビーズが融合した作品が親しまれているという。

 同館によると、夫妻は2011年、南アフリカ滞在中にジンバブエ人のアーティストに出会い、ビーズアートを学び始めたという。帰国後の15年にズワランガとして活動を始めた。

 会場には、世界各国のビーズをあしらった色鮮やかなカメレオンや、制作に3週間を費やした迫力あるクジャクが並ぶ。キリンやニワトリ、ヤモリなどの動物や昆虫もリアルに表現されている。谷崎潤一郎が生前好きだったとされるヒマワリもある。

 作品はいずれも購入でき、タツノオトシゴやナマケモノ、テントウムシなどはキーホルダーとして展示されている。

 宝塚市に住む大学4年の次男と訪れた広島市の女性(55)は「カラフルなかわいさと、生きているかのようなリアルな感じがいい」と絶賛し、ワオキツネザルやゾウ、ブタなど4点を購入した。

 同館の担当者は「どれも繊細で、特にカバは口を開けた時のふくらみや体の骨格がリアルに表現されている。クスッと笑えるキャラクターのような作品もおすすめ」と話していた。

 午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで。最終日は午後3時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。一般500円、大高生300円、中学生以下無料。同館TEL0797・23・5852