赤や黄、紫などカラフルな恐竜の群れ。大きなあごを開け、国宝姫路城(姫路市本町)のお膝元でひしめき合う。
正体は、恐竜姿で徒競走をする「ティラノサウルスレース」で使う着ぐるみ。内蔵の電動ファンで膨らませると、大人用の「成獣」の体長は2メートルを超す。
滑稽な動きが人気を呼び、最近は日本各地でレースが開かれる。これは、5月の「姫路お城まつり」での一コマ。レース前に参加者が大手前通りを行進した。
姫路城付近では昨年12月に初開催され、今回で3回目。実行委員会の向井裕美さん(47)は「老若男女、誰でも参加でき、観覧者も楽しめる」と語る。次回は今年冬に計画。城下に新たなにぎわいが生まれそうだ。(辰巳直之)
■少年剣士が行進 姫路市香寺町田野の清水栄子さん(70)
「50年ほど昔かな。私も通っていた剣道教室『しらさぎ剣友会』の子どもたちに付き添い、姫路城を訪れました。姫路護国神社であった寒稽古の時か、姫路お城まつりでの行進か、覚えていないんですが…。その頃は、城の近くにあった姫路警察署の道場で毎週2回、稽古をしていました。最近はめったに行きませんが、やはり一番きれいで好きなお城です」
■思い出の写真 募集中
読者の皆さんから、姫路城に関する思い出の写真を募集しています。撮影時期にこだわりませんが、時代を感じさせるものをお寄せください。編集部が応募写真の中から選び、撮影時の思い出話を添え、今後姫路版で随時掲載します。あなたの大切な一枚をお待ちしています。
応募は撮影時期、当時の状況を記入し、住所、氏名、ふりがな、年齢、電話番号を添えて、神戸新聞姫路本社編集部へメールか郵送で。写真の返却希望者は返信用封筒に切手を貼り同封してください。メールは写真を添付して件名に「思い出の姫路城」と記し、himeji@kobe‐np.co.jpへ。郵送は〒670-0964 姫路市豊沢町78、神戸新聞姫路本社編集部「思い出の姫路城」係へ。編集部TEL079・281・1125