小野市下来住町、鍬渓(くわたに)温泉「きすみのの郷」近くの田んぼで収穫された古代米の稲穂をドライ加工した稲穂飾りが今年もできた。実り豊かな自然美を感じさせる仕上がりで、和雑貨を扱う企業のカタログに取り上げられるなど、きすみのの自然が生んだ商品を全国に発信する。古代米を使ったイタリア料理・リゾットのレトルト商品も開発した。15日午前10時~午後2時、JR小野町駅前広場の「きすみの感謝祭」で販売する。(坂本 勝)
古代米作りは2018年、湯治場の風情が残り、関西最後の秘湯と呼ばれた鍬渓温泉が復活したのを機に始まった。