27日投開票の衆院選小選挙区兵庫4区で、自民党の藤井比早之氏(53)が5選を果たした。当選から一夜明けた28日、激しかった選挙戦や今後の抱負、4区の課題などについて聞いた。(聞き手・小西隆久)
-自民党に大きな逆風が吹き荒れた今回の選挙をどう見るか。
「非常に大きな逆風で、しんどい選挙だった。自民党は全国的に大惨敗で、『政治とカネ』問題に対する厳しい声がぶつけられた」
「自民党は生まれ変わらなければならない。政治資金規正法などの政治改革を抜本的に進めていく。政権を維持するための連立や枠組みが非常に重要となる。党内でも世代交代などでメンバーを入れ替えないと国民の信頼は得られない。同じ思いを持つ同志と連帯して一歩一歩進めていく」
-立憲民主にかなり追い上げられた印象だが。