公開講座「認知症しあわせ計画」の開催に向けて意見交換する市内のカフェ運営者ら=三木市末広1、市民活動センター
公開講座「認知症しあわせ計画」の開催に向けて意見交換する市内のカフェ運営者ら=三木市末広1、市民活動センター

 2012年に462万人だった日本の認知症患者が今年、約700万人になると推計される「2025年問題」。政府が「認知症高齢者等にやさしい地域づくり」を目指す中、患者自身や家族、地域住民の理解を深めようと、三木市内の認知症カフェ運営団体などが9月、初めて共同で公開講座を開く。もしあなたの大切な人が認知症になったとしても、幸せな人生を過ごすための知恵と支えが地域にはあることを、ボランティアメンバーは教えてくれる。(大山伸一郎)