三井銀行との合併が決まり、急きょ開かれた太陽神戸銀行の緊急支店長会議。どの顔にも緊張感が漂う=平成元(1989)年8月29日、神戸市中央区浪花町

兵庫銀行の破綻を聞き支店窓口に列をつくる預金者ら=平成7(1995)年8月31日、神戸市須磨区中落合2、須磨ニュータウン支店

 「銀行の歴史は合併の歴史。そこには無数のドラマが凝縮されている」とは経済小説の巨匠、高杉良の言葉だ。この100年の地域金融再編史には大きく三つのエポックがある。1936年の神戸銀行の誕生、95年の兵庫銀行の破綻、99年のみなと銀行の誕生だ。いずれも時代のうねりに揺さぶられながら合併、再編、統合を繰り返した。