ノーベル文学賞が発表された8日夜、村上春樹さんの受賞を待ち望む兵庫県神河町の関係者が、JR寺前駅前にある観光案内所ロビーに集まった。同町の砥峰高原は、村上さん原作の小説「ノルウェイの森」の映画化でロケ地となった。受賞はならなかったが、「来年こそは」と期待を込めた。
「ノルウェイの森」は、1960年代後半の学生運動を背景に、大学生らの恋愛や喪失感を叙情的に描いた作品。映画は2008~09年に砥峰高原を中心に撮影され、10年に公開された。数十カ国に配給され、緑一色の草原や冬の銀世界のシーンを通じて、砥峰高原の名を一躍有名にした。現地の「とのみね自然交流館」には、撮影時の様子を記録した写真などを展示している。
























