兵庫県道路公社の播但連絡道路管理事務所(同県福崎町)が発注した工事を巡る官製談合事件を受け、県は25日、全32公社に対し、公共性の高い工事の入札での不正対策として、入札が成立する下限額を開札直前に決める「ランダム係数」を導入するよう通知した。基本額に無作為の係数をかける仕組みだが、県道路公社では未導入のため、入札情報の漏えいにつながった可能性があるという。
兵庫県道路公社の播但連絡道路管理事務所(同県福崎町)が発注した工事を巡る官製談合事件を受け、県は25日、全32公社に対し、公共性の高い工事の入札での不正対策として、入札が成立する下限額を開札直前に決める「ランダム係数」を導入するよう通知した。基本額に無作為の係数をかける仕組みだが、県道路公社では未導入のため、入札情報の漏えいにつながった可能性があるという。