晴天が広がり、神戸では初の夏日を記録。遊覧船のデッキは海風を受けて観光を楽しむ人でにぎわった=28日午前、神戸市中央区東川崎町1から(撮影・小林良多)
晴天が広がり、神戸では初の夏日を記録。遊覧船のデッキは海風を受けて観光を楽しむ人でにぎわった=28日午前、神戸市中央区東川崎町1から(撮影・小林良多)

 兵庫県内は28日、移動性高気圧に覆われて汗ばむ陽気となり、行楽地では半袖姿や日傘を差す人たちが目立った。

 神戸地方気象台によると、同日の最高気温は和田山(朝来市)で7月中旬並みの31・0度に達し、県内では今年初の真夏日を記録。他の県内19カ所の観測地点のうち、神戸(25・9度)や姫路(同)、洲本(26・5度)など15地点で25度以上の夏日となった。

 神戸港の中突堤周辺も大型連休を楽しむ観光客らでにぎわい、遊覧船のデッキで心地よさそうに海風を浴びる姿も見られた。

 県北部、南部とも、29日は夕方から雨が降る予報となっている。(小林良多)