「夏の海水浴、冬のカニすき」をうたい文句に、昭和・平成と多くの観光客を呼び込んできた兵庫県香美町香住区で近年、海水浴場の閉鎖が相次いでいる。「海離れ」による海水浴客の減少に加え、運営を担ってきた民宿経営者らの高齢化、さらには新型コロナウイルス禍が背景にある。
「昭和のころは夏休みに入ったらドーンと海水浴客がやってきた。すごい人数でしたよ」
安木浜(香美町香住区安木)の近くで1965(昭和40)年ごろから民宿「まるみや荘」を営む宮下克己さん(82)が懐かしむ。
「夏の海水浴、冬のカニすき」をうたい文句に、昭和・平成と多くの観光客を呼び込んできた兵庫県香美町香住区で近年、海水浴場の閉鎖が相次いでいる。「海離れ」による海水浴客の減少に加え、運営を担ってきた民宿経営者らの高齢化、さらには新型コロナウイルス禍が背景にある。
「昭和のころは夏休みに入ったらドーンと海水浴客がやってきた。すごい人数でしたよ」
安木浜(香美町香住区安木)の近くで1965(昭和40)年ごろから民宿「まるみや荘」を営む宮下克己さん(82)が懐かしむ。