公明党の候補者に続き、自民党候補の応援に入った石破茂首相(左)=20日夜、神戸市内(撮影・小林良多)
公明党の候補者に続き、自民党候補の応援に入った石破茂首相(左)=20日夜、神戸市内(撮影・小林良多)

 衆院選の公示から投開票までで唯一の日曜日となった20日、兵庫県内では与野党幹部クラスが舌戦を展開した。自民党総裁の石破茂首相は、連立を組む公明党が長く議席を守ってきた兵庫2、8区などで政権与党の緊密な関係をアピール。両選挙区とも、前回県内で躍進した日本維新の会が初参戦するなど構図が一変しており、訴えに警戒感をにじませた。