神戸新聞NEXT
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 27日に投開票される衆院選の舌戦が熱を帯びる中、近接する兵庫県知事選(31日告示、11月17日投開票)の立候補予定者が、陣営スタッフとともに行う街頭演説などの自粛を余儀なくされている。選挙運動と混同されないよう、衆院選期間中は政治団体などの政治活動が法律で制限されているためだ。各陣営は「早く街頭に出たいが、もどかしい」との思いをのみ込み、支援者へのあいさつ回りや、交流サイト(SNS)での発信などに力を入れる。

■1人で街頭に立つことはOK

 県選挙管理委員会によると、衆院選中の規制は公職選挙法で定められている。政党や政治団体の政治活動が規制対象で、演説会の開催やポスターの掲示、ビラの配布などが該当する。