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 与党が大敗した第50回衆院選だが、兵庫県内小選挙区の当選者は、12人中11人が前回2021年の選挙と同じ顔ぶれで、変わったのは6区の立憲民主党、桜井周氏だけだった。選挙区の政党得票率を見ると、自民党や公明党に対し立民が僅差で競り負けている現状が浮かぶ。比例代表でも、自民が大幅に票を減らしつつも22・5%で首位に立ち、日本維新の会と立民が続いた。激戦を反映し、県内の比例復活は現行制度で過去最多を記録した前回(11人)に次ぐ10人を数えた。(霍見真一郎)