17日投開票の兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏(47)は19日、県庁で就任式に臨んだ。2期目の就任会見で冒頭「仕事は一人ではできない。感謝の思い、謙虚な心を抱いて一からスタートする」とあいさつ。職員への感謝や意思疎通について言葉を重ね、県議会などで指摘されてきたコミュニケーション不足を解消する姿勢を強調した。
斎藤知事は初登庁後に臨んだ政策会議で、幹部約40人を前に「指摘や課題があれば言ってほしい。私からも積極的にコミュニケーションを取る」と話した。また交流サイト(SNS)上で県職員に対して県内外から厳しい批判があったと言及。「県職員の皆さんは一生懸命仕事をしていて、大変優秀だ」と県民に対して理解を求めた。