19日に「神戸新聞デー」として開催されるラグビー・リーグワン1部コベルコ神戸スティーラーズのホストゲーム(ノエビアスタジアム神戸)の試合前、ともに日本選手権で7連覇を達成し、本拠地が震災被害を経験した神戸製鋼と新日鉄釜石(現釜石シーウェイブス)のOBによるトークショーが行われる。
阪神・淡路大震災30年に合わせた企画。神戸からは増保輝則さん(現アドバイザー)、釜石からは桜庭吉彦さん(現ゼネラルマネジャー)が参加し、「神戸と釜石の絆」をテーマに語り合う。2人は長らくチームの主力を務め、日本代表としてもワールドカップにそれぞれ3度出場した。
神戸は7連覇を達成した1995年1月15日の2日後に阪神・淡路大震災が起き、会社もチームも大きな被害を受けた。神戸の10年前に7連覇を成し遂げた釜石は2011年の東日本大震災で被災。その後は東北の復興支援のために両チームによるOB戦を実現させるなど、同じ経験をしたチームとしてさまざまな交流を続けてきた。
トークショーは午前11時過ぎから15分程度、メインスタンド側のフィールド上で。キックオフは午後0時5分(一般開場は午前10時半)。「神戸新聞デー」の問い合わせは、神戸新聞社メディアビジネス局営業部TEL078・362・7099(平日午前10時~午後5時)