就職市場で地方公務員の人気低迷が続き、採用倍率の低下に歯止めがかからない。少子化に加え、待遇のいい民間企業に志望者が流れているためだ。兵庫県内でも2023年度に実施した採用試験の競争率(教員を除く)は、県と41市町で5・9倍と19年度以降で最低だった。8割の自治体で、直前4年の平均を下回る。競争率が3倍を大きく割り込み、職員の質を維持できるかどうか「警報レベル」の市町も出てきた。(山岸洋介)
■待遇面で見劣り
「この数年、どんどん受験者が減ってきている」。競争率が2・2倍となり、宍粟市と並んで県内最低だった淡路市の担当者は焦りをにじませた。
19年度に124人だった受験者は23年度に57人まで減少。毎年の合格人数はほぼ同じで、競争率が大幅に落ち込んだ。























