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 今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)について、諸派で新人の作家「バルドー姉さん」こと永安祐子氏(64)が27日、立候補することを表明した。

 永安氏は広島県出身で、大阪ビジネスカレッジ専門学校(大阪市)を卒業後、広告関係のベンチャー企業を起業して経営。20代から神戸市内で暮らしており、今年4月に政治団体「多夫多妻党」を設立した。

 会見で永安氏は、少子化に歯止めをかけるためには「一夫一妻とは異なる選択肢も必要」と主張。「たった一度の人生、どうすれば幸せに暮らせるか。今の結婚スタイルに縛られず、制限なく恋ができる社会にしたい」と述べた。

 兵庫選挙区では現職2人が改選を迎えるほか、これまでに元職、新人の計9人も立候補を表明している。(井上太郎)