任期満了に伴う兵庫県多可町長選(11月4日告示、同9日投開票)に、現職の吉田一四氏(68)が立候補する意向を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。3選を目指し、町議会6月定例会で表明するとみられる。
吉田氏は同町出身。鳥取大を卒業後、建設会社勤務を経て旧中町に入庁。合併後の多可町では理事兼防災監などを歴任した。2017年、同町長選で初当選し、現在2期目。
「子育てするならダントツ多可町」を掲げ、妊娠期から子育て期までの支援策を推進。来春予定する中学校統合や、西脇市とのごみ処理施設の新設を進める。現時点で同町長選への立候補を表明している人はいない。(金井恒幸)