バレーボールの大同生命SVリーグ女子は29日、兵庫県姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館で行われ、ヴィクトリーナ姫路は3-0でアランマーレ山形にストレート勝ちし、2連勝とした。姫路は通算25勝16敗で暫定7位。
姫路は第1セット、秋本美空(みく)、河俣心海(ここみ)の高卒ルーキーコンビらが躍動して25-20とすると、第2セット以降も25-16、25-18と危なげなく勝ちきった。
第3セット最終盤には、28日に今季限りでの現役引退を表明した松本愛希穂(あきほ)がピンチサーバーで出場。サービスエースを奪い、マッチポイントを決めた。
姫路は上位8チームで争うプレーオフ進出を決めており、30日に今季の本拠地最終戦を迎える。
【ヴィクトリーナ姫路】2016年、日本初のプロバレーボールチームとして発足。18年に前身のVリーグ2部(V2)に参戦し、翌年にV1昇格。V2に降格した昨シーズンは全勝優勝を飾り、その勢いで迎えた今季、12月の全日本選手権でクラブ初タイトルとなる皇后杯を獲得した。パリ五輪に出場した宮部藍梨(兵庫県尼崎市出身)、井上愛里沙らが在籍する。井上は今季限りでの引退を表明している。