太平洋戦争末期、中国東北部の旧満州に農業移民として入植し、終戦２日後に集団自決に追い込まれた現豊岡市但東町の高橋村満州開拓団を描いたオリジナル演劇「土の詩２０２５」が、同町久畑の高橋地区コミュニティセンターで披露された。市民俳優らが、国策や戦況に翻弄（ほんろう）された団員らの足取り、思いをたどり、１００人超の観衆と平和の大切さを胸に刻んだ。（阿部江利）
終戦2日後に集団自決の高橋村満州開拓団、過酷な体験を演劇に 生還の2人も見守る
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