高砂市民病院(高砂市荒井町紙町)が「面倒見のいい病院」を掲げ、さまざまな取り組みを行っている。新型コロナ禍で休止していた入院患者向けの院内デイサービス「すまいる」を再開し拡充。自分で爪を切りづらい人に向けた「爪切り看護外来」も好評で、リピーターも多いという。(中川 恵)
同病院は10年ほど前から高齢者ケアに力を入れる。入院患者はベッドの上で過ごすことが多く、退院時に足腰が弱り、認知機能が低下することがある。コロナ禍前までは「院内デイ」として、月1回、ゲームやコンサート、運動会などを行い、患者の娯楽や体力維持に努めてきた。
























