国道2号線に面するイオン加古川店。1982年にニチイ加古川ショッピングデパートとしてオープン以来、増築や業態転換する=加古川市平岡町新在家
国道2号線に面するイオン加古川店。1982年にニチイ加古川ショッピングデパートとしてオープン以来、増築や業態転換する=加古川市平岡町新在家

 1980~90年代、人口が増え、まちが急速に姿を変えていった東播地域。背景の一つに、商工業者を中心に地元のまとめ役を担った滝川松男さん(故人)の存在があった。加古川商工会議所会頭を20年以上務めた。インド村構想や、新幹線新駅誘致も滝川さんのアイデアや行動力から発されたもので、構想や誘致に向けた取り組みを先導した。

 「加古川を発展させ、周囲から人が集まる魅力あるまちにしたい」が滝川さんの口癖だった。滝川さんをよく知る前川建設(加古川市野口町良野)の前川容洋(やすひろ)社長(83)は「今の加古川の基盤をつくったのは彼。古い村だった加古川を変えていった」と話す。