グループホームの建設予定地で計画について話すこばと会の鳴瀬敏雄理事長(左)とこばと園の岡本晃幸施設長。奥は園舎=稲美町野寺
グループホームの建設予定地で計画について話すこばと会の鳴瀬敏雄理事長(左)とこばと園の岡本晃幸施設長。奥は園舎=稲美町野寺

 知的障害者向け通所施設「こばと園」(稲美町野寺)の運営法人が、介護を受けながら暮らせるグループホームの新設を計画している。保護者の高齢化が進み「親が動けるうちに子どものついのすみかを」と整備を急ぐが、資材高騰などで建設費が膨らみ、資金不足分の寄付を募る。保護者でもある鳴瀬敏雄理事長(76)=同町=は「慣れ親しんだ施設で過ごせて、親も近くで見守れる場を作るため力を貸してほしい」と広く協力を求めている。(山路 進)

 同園は、生活介護と就労継続支援B型の多機能型事業所。平日、町内のほか明石、加古川市、播磨町から27人が通い、ビーズの小物やクッキーを作ったり、散歩をしたりして過ごす。

 1975年に保護者らが始めた共同作業所をルーツに持ち、一時、町が運営。94年に保護者らによる社会福祉法人「こばと会」が継承し、同時に新築した園舎で運営を続ける。