【ニューヨーク、モスクワ共同】ルビオ米国務長官は24日、ロシアのラブロフ外相と国連総会に合わせてニューヨークで会談した。国務省によると、ルビオ氏はトランプ大統領がウクライナでの殺りく停止に加え、紛争終結に向けた「意味のある行動」をロシア側に求めていると強調した。ロシア外務省は外交当局間の対話継続で合意したと発表した。

 会談は約50分間で米ロ外相はウクライナ紛争の平和的解決への関心を確認。ラブロフ氏は米ロ首脳が8月中旬の米アラスカ州での会談で打ち出した方針を堅持する用意があると述べた。紛争の根本原因の除去に向け米国と協調していくとした。