展示されている青いイセエビ=19日、千葉県勝浦市の県立中央博物館分館「海の博物館」
 展示されている青いイセエビ=19日、千葉県勝浦市の県立中央博物館分館「海の博物館」

 千葉県いすみ市の大原漁港で体の色が白や青のイセエビが相次いで水揚げされた。エビを30年以上研究する専門家も珍しいと驚き「餌や環境の影響があるかもしれない」と分析。同県勝浦市の県立中央博物館分館「海の博物館」で展示され、人気を集めている。

 イセエビ漁が盛んないすみ市沖で8月下旬~9月上旬に見つかった。白いものは全長約15センチで薄いピンク色にも見える。目が黒く、体に模様が残っているため、生まれつき体の色素が欠けたアルビノではないという。青いものは光沢があり、全長20センチほどだ。展示は10月13日までの予定という。