試合会場での練習を終え、写真に納まる橋本大輝(左から5人目)と岡慎之助(同2人目)ら男子日本代表=ジャカルタ(共同)
 試合会場での練習を終え、写真に納まる橋本大輝(左から5人目)と岡慎之助(同2人目)ら男子日本代表=ジャカルタ(共同)

 【ジャカルタ共同】体操の世界選手権に出場する男子の日本勢が16日、ジャカルタの試合会場で開幕日(19日)の予選に向けて練習し、個人総合3連覇を目指す橋本大輝が全6種目で切れのある動きを見せた。内村航平以来、史上2人目の快挙達成へ「すごく調子がいい。痛いところもなく、久しぶりに自分の演技に集中できる」と自信を示した。

 パリ五輪3冠で初出場の岡慎之助は軽めの調整で、13日の現地入り前に発熱など体調不良に見舞われたことを明らかにした。動きに重さを感じ「よし行くぞ、という覚悟をもう少し持たないと雰囲気にのまれる」と焦りを口にした。