【バンコク共同】東京のマッサージ店でタイ人少女が違法に働かされ、人身取引の被害者として保護された事件で、タイ警察は24日、少女を日本に連れて行って置き去りにしたとして、人身取引などの疑いで母親の逮捕状を取ったと発表した。母親は台湾で拘束されており、日本の警視庁も児童福祉法違反容疑で逮捕状を取っている。
タイ警察のタッチャイ副長官は同日、首都バンコクの警察本部で少女の祖母らと面会。タッチャイ氏は記者団に「少女は日本で安全に保護されている」と強調した。母親は1~2カ月後に日本に移送されるとの見通しを示した。
タイ警察幹部は母親に関し、台湾と日本の捜査が終わりタイ送還後に訴追の意向を示している。
























