西武の栗山巧外野手
 西武の栗山巧外野手

 通算2150安打を放っている西武の栗山巧外野手(42)がプロ25年目となる来季限りで現役を引退する意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。近く記者会見する見通し。

 今季は11試合の出場で2安打にとどまり、打率8分7厘で本塁打、打点はともになかった。球団は経験豊富なベテランを戦力構想に入れており、来季の契約を結ぶ方針をシーズン中に固めていた。

 栗山は兵庫・育英高から2002年にドラフト4巡目で西武に入団。持ち前の巧打で08年に最多安打に輝き、日本一に貢献した。21年には通算2千安打を達成。西武一筋でプレーし、ベストナインを4度受賞した。